アフィリエイトをする上で、楽天アフィリエイトとAmazonアソシエイト、どちらでやるべきかという所で悩むことがあるでしょう。
今回はその辺のすみ分けについての話です。
目次
ざっくりまとめると
即購入に結び付けられるような記事が書けるならAmazonアソシエイト
となります。
逆に記事に自信がなかったり、とりあえず誰かいつか買ってくれればよいという考えならば楽天アフィリエイトのほうが良いです。
理由は下記に書きます。
Amazonアソシエイトは料率が高い
楽天アフィリエイトも昨今、料率の計算方法の見直しなどがあり、直接リンクで購入された場合は料率が高くなるプランや、料率が高い商品を教えてくれる等、色々と手が入っていますが、Amazonのほうが平均的に料率が高い傾向にあります。
カテゴリーによりますが、フィギュアは0.5%と低いものの、その他のカテゴリーは最低2%から、最大10%までの還元率です。
楽天は基本1%のものが多いのでこの点はAmazonアソシエイトのほうが優位と言えるでしょう。
楽天アフィリには「ごっつぁん」がある
ここまでの説明でで、楽天アフィリエイトのメリットが少なそうな気がしますが、そうでもありません。
楽天アフィリエイトの強みは
他の楽天のサービスの申し込みでも紹介料が入る事
です。
これが結構大きくて、楽天の商品の紹介をしたのに、なぜか楽天トラベルの紹介料が入っていたりします。
これは、紹介した商品リンクを踏んだ人が、その後旅行なのか出張なのか、楽天トラベルで宿泊の予約をしたから。
数百円とか数千円の商品を紹介したのに数万円の宿の予約分のアフィリエイト報酬が入ってくるという、まさに「ごっつあんです」といった現象が発生するわけですね。
これがなかなかの頻度で発生するため、楽天アフィリエイトも馬鹿にできません。
楽天アフィリエイトや成果確定までの猶予期間が長い
楽天アフィリエイトのクッキーは30日と言われています。
クッキーについては別途説明しますが、要約すると
紹介リンクをクリックして30日以内の購入であればアフィリエイトの成果として認められる
ということです。
この猶予期間の長さが結構大きくて、アフィリエイトのリンクを踏んでも購入しなかった人が、30日以内に別の商品を買ってもアフィリエイトの成果なるという事です。
それって何かおかしくない?
と思われがちですが「楽天で購入するきっかけを作った」ことに対する報酬と考えれば確かにその通りです。
現在の楽天アフィリエイトは通常の料率のほかに、商品紹介リンクから直接購入にたどり着いた場合に発生する料率というものも存在します。
つまり、紹介リンクと購入商品が一致している、本当の紹介料としての報酬なんですね。
じゃぁやっぱり楽天アフィリエイトのほうがいいじゃん
と思われがちですが、最初に言ったように「即購入に結び付けられるような記事が書けるなら」Amazonアソシエイトのほうが料率も高く、換金のしやすさ的にもアマゾンのほうが優位になります。
楽天アフィリエイトは基本的にポイント払いで、換金するためにはある程度(いや結構な額)の売り上げを上げるか、いくつかの手順を踏まなければ現金化できません。
Amazonアソシエイトは500円からAmazonギフトカードで報酬を受け取ることができますし、5,000円からは口座振り込みで現金化する事ができます。
どちらも購入レビュー向けのアフィリエイト
どちらにせよ、楽天もAmazonもアフィリエイトは購入レビュー向けと言えるでしょう。
実際に購入して、レビューして、記事にまとめて紹介する。
そして得た報酬でまた新しい商品を購入してレビューする
という流れがメインになってきます。
現金化はレビューする商品を購入してもまだ余裕があるときに考えましょう。
初心者はまず楽天アフィリエイト
とりあえず、アフィリエイトを始めたばかりの方であれば楽天アフィリエイトから始めてみるのがいいでしょう。
Amazonのアフィリエイトの審査で落ちたという報告はちょくちょく見かけますし、クッキーの猶予期間が短いので、最初から購入につながる記事を書くのは初心者には難しいと思います。
アフィリエイトとはどんなものなのかを知るためには、まず楽天アフィリエイトに登録して、何か商品を一つでも紹介してみるという流れが妥当と言えます。